マンションの電気工事

 

マンションで
* もう少しコンセントの数が欲しい
* 分電盤の調子がおかしい
と思ったことはありませんか？

 

電気に関わることは、15年から20年で老朽化が始まります。

またその頃には使っている電化製品や時代が変化することも多く、電気をより快適に使いたいと思うようになります。

 

しかし、電気工事をどのように行うことが望ましいのかを知っている人は、あまり多くいません。

また、電気工事は、個人住宅に限らず、マンションであっても知識や技術がないまま行うことは感電や火災の危険を伴います。

 

今回は、マンションで使っている電気について、電気工事をしたいと思ったときに、どのような時期に、どのような工事を業者に依頼すれば良いのか、また業者を選ぶときにはどのようなポイントに注意する必要があるのかなど、マンションの電気工事についてお話したいと思います。

 

電気工事を行うのはいつ？

マンションで電気工事が検討されるときは老朽化を感じたときが多いです。
電気に関わることは、老朽化したものを無理知って使い続けたり、放置していると漏電してしまったり、火災を招くことにもなります。

 

このため、電気工事は
* もう少しコンセントの数があったらいいのに…
* 何だか古くなってきたな…
と感じた時期に検討し始めることが望ましいです。

 

本格的に暮らしに困ったり、しばしば不便を感じる前に、電気工事を行うとよいでしょう。

 

電気工事を検討するときのポイント

では、マンションではどのようなポイントに注意して、電気工事を検討すれば良いのでしょうか。

 

マンションで電気工事を検討するときは
* 費用
* 期間
* 具体的な希望
をポイントにして、業者を選んだり、工事内容を決めると良いです。

 

ここからは、マンションの電気工事を検討するときに、それぞれどのようなポイントなのかを具体的にお話したいと思います。

 

費用

電気工事だけでなく、工事となると、大きな額の費用がかかります。

このため、予算の範囲で可能な工事を提案してくれる業者を選ぶことがポイントです。

 

マンションの電気工事だから費用が大きくなるというわけではありません。

また、工事の内容によっては、マンションであっても、大きな額の工事にならないこともあります。

 

電気は暮らしに欠かせないものです。
費用が予算に見合わないからといって、無視できないことも多いでしょう。

 

また、電気工事を依頼するときには、まず見積もりをもらうことがポイントです。
* 希望する作業がきちんと盛り込まれているか
* 予算の範囲なの請求か
* 追加料金はどのようなときに発生するか
など、どの程度の金額で、どのような電気工事が可能なのかをチェックしましょう。

 

さらに、予算の範囲内でできることについて、業者に詳しく説明してもらうこともポイントの一つです。

よくわからないまま電気工事を依頼して、見積もりとはかけ離れた金額を請求してしまった！という事態が起きることを防ぎましょう。

 

期間

電気工事は、どれくらいの工事期間になるかをチェックすることがポイントです。
電気工事は、数時間だけで終わることはあまりありません。

 

ときには、1週間程度がかかることもあります。

電気は暮らしに直結するものであり、マンションではそこにひと世帯だけが暮らしているわけではありません。

 

このためどのくらいの期間、電気に関する不自由が生まれるのかを明確にする必要があります。

 

例えば、電気工事をするためにマンションで暮らすことができず、仮住まいをしなければならないときには、仮住まいの費用を管理者が負担する場合もあります。

 

どのような工事で、作業にどの程度の期間を必要とするのか、また工事を行わなければならない理由などを明確にする必要があります。

そのうえで、どのような契約を交わしているかを確認しましょう。

 

具体的な希望

電気工事を依頼するときには、どのようなことを希望しているかを明確に伝えることがポイントです。

電気そのものは、目に見えないものなので、明確に説明することは難しいかもしれません。特に専門の知識がなければ難しいでしょう。

 

しかし、どのような希望があって工事をして欲しいかと明確にすることで、必要な作業をしてもらうことができます。
また工事後に、希望とは違った工事だったというトラブルを招かないためにも、具体的な希望を業者に伝えましょう。

 

業者を選ぶときには？

では、実際にマンションの電気工事を業者に依頼するときには、どのようなポイントに注意すればよいのでしょうか。

 

対応

電気工事の業者を選ぶときには、丁寧な説明をしてくれるか、親切な対応をしてくれるかなど、業者の対応がどのようなものであるかをチェックしましょう。

 

電気工事は、専門的な知識と技術が必要です。専門的な知識や技術のない人が作業をすれば、漏電や火災を招くだけではなく、作業する人が感電する危険もあります。

 

専門的なことは素人にはわからないことが多いです。

 

このため、詳しく説明を聞きたいと思ことが多いでしょう。

こちらの質問に一つずつ答えてくれる業者を選ぶことが電気工事の業者を選ぶときのポイントです。

 

口コミなども参考に

マンションの電気工事の業者を決めるときには、同じ業者に電気工事を依頼した人がどのような印象を持ったかなど口コミを参考にできる場合もあります。

 

まったく同じ工事を依頼した人を探すことは難しいかもしれません。しかし同じ程度の大きさのマンションで、同じような電気工事をした人が、どの程度の費用と期間が必要だったのか、また工事にあたって業者の対応はどうだったのかを知ることで、参考にすると良いでしょう。

 

費用の相場は？

マンションの電気工事は、マンションの規模や工事をする状態によって異なる場合がほとんどです。

大体の目安としては、部分的なもので約20万円程度、全体のリフォームなど大掛かりなものであれば約50万円程度と言われています。

 

また、コンセントを増やすなどの規模の小さなものであれば、約1万円程度で電気工事ができることもあります。

 

まとめ

ここまで、マンションで電気工事を検討するタイミングや、検討するポイント、さらに業者を選ぶときのポイントについて、詳しくお話しました。

 

電気は生活に欠かせないものです。しかし、電気に関するものも15年から20年程度で老朽化します。この頃に、電気工事を検討すると好ましいでしょう。

 

電気工事を行うときには、費用や工事に掛かる期間などを確認したうえで、専門的な知識と技術を持った業者に依頼するようにしましょう。

 

電気については、素人ではわからないことが多いです。こちらのわからないことに一つずつ丁寧に説明してくれる業者を選ぶことで、安心して工事を任せることができ、快適な暮らしを手にすることに繋がります。